おうちの買い方相談室スタッフブログトップ画像

2022.12.22 Thu.

【解説】注文住宅をコストダウンする方法とは!?

予算の考え方

高性能かつ高単価が進む注文住宅の市場

資源が少ない日本においては、できるだけエネルギーを使わずに生活できる「省エネ住宅」の普及に国が力を入れています。

今年の6月の省エネ法の改正によって、2025年以降に新築されるすべての住宅に、ある一定以上の省エネ性能に適合することが義務化されるという発表がありました。

これにより、お家を買うときには一定以上の住宅の性能が確保されますし、建物ごとにどのぐらいの省エネ性能があるのかを数値で見る事も可能になるため、お家を購入する人にとっては安心材料になるのではないかと思います。

内装

ただ、住宅の性能が上がるにつれて、やはり単価も少なからず上がりやすくなることは否めません。

省エネ性能がアップすれば暖房などの使用も少なくできるので長い目で見たランニングコストとしてはお得なんですが、最初にお家を買う時の初期費用、イニシャルコストとしては省エネ住宅になるほど価格は高めになります。

長い目で見たとしても、やはり最初の予算にはある程度限りがあると思いますので、お家を購入しようとする際にはどこかでコストダウンを考えなければいけません。

そこで今回のブログでは、お家を購入する際のコストダウンの方法についてお話していきたいと思います。


注文住宅の金額は「〇〇」に比例する?

ちなみに皆さんは、建物の価格が一体どのように決められているのかをご存じでしょうか??

すごく大まかに表現しますと、お家を建てるために工事に関わる方達の「人件費」と「材料費」で構成されています。

 

人件費」ですが、戸建ての場合だと工事に関わる業者さんの数は、およそ30~40社ほどになると言われています。

大工、基礎工事、足場工事、電気工事、水道工事、屋根工事、内装工事、設備工事などたくさんの方が関わるため、人件費だけでも相当なものになりますね。

工事期間も様々ですが、長い現場になると半年以上の期間に渡って工事が行われていますので、やはり家づくりにおける人件費というのは大きなポイントになってきます。

 

材料費」でいうと建物にもよりますが、ネジ1本から数えていくと、およそ10万個の材料になると言われています。

これだけの材料になると、仮に1個あたり5円の値上がりでも、合計すれば相当な金額の値上がりにつながります。

住宅に使われる材料の多くは海外からの輸入に頼るものが多いため、当然ですが燃料費や輸送費の高騰の影響も受けることになります。

 

これだけたくさんの人が関わり、数多くの材料を集めてきて建てるのが住宅になりますので、ちょっとした人件費や材料費の高騰があれば、大きな影響を受けやすくなるのが住宅の価格になっています。


コストダウンする一番の方法とは!?

もしお家を購入するときにどうしても予算オーバーになってしまう際に、自分たちで工夫できるコストダウンの方法を一つご紹介したいと思います。それは「建物の面積を大きくしない」「無駄なスペースを作らない」ということです。

建物の面積が広くなればなるほど数多くの材料や人件費が必要になりますので、それに比例して金額も上がっていきます。

であれば、使わないスペースは最初から作らずに家を建てることが望ましい訳です。では、どのようにして無駄なスペースを減らしていけばよいのでしょうか?

―――――――――――――――――

子供部屋をどう考えるか?

ここでは無駄なスペースを減らすという一例を挙げてみたいと思います。

下の間取り図のように、「6畳+6畳+6畳=18畳」の子供部屋が3つあるとします。

1人あたり6畳のスペースがありますが、はたしてお子様お一人の部屋に6畳のスペースが必要かどうかを一度考えてみる必要があるかもしれません。

 

例えば「6畳+6畳=12畳」の子供部屋を、3人で使えるように考えてみてはいかがでしょうか?

例えば「4畳+4畳+4畳」で分けても良いですし、兄弟の男女の構成にもよりますが「4畳+8畳」で8畳を2人で使うという方法もあります。

3人で18畳だったのが12畳に減らせますので、これだけでも3坪(6畳分)も削減できる訳です。


最近の傾向としては、自分の部屋で勉強するよりもリビングや図書館などで勉強するほうが勉強がはかどるというデータもありますね(*^^)v

子供部屋に使いきれない無駄なスペースを増やす代わりに、リビングに書斎などの勉強や読書のできる、家族全員で使えるスペースを作る方が効率的かもしれません。

 

もちろん広い部屋をお子様に与えたいという親御様もいらっしゃると思いますので、その場合は他の場所で工夫すれば良いと思います。

子供部屋に限らず、お家が完成して住み始めてみたら、あまり有効活用できていないスペースがあるというのは良く聞く話です。

無駄なスペースをつくらないことはコストダウンにもなりますし、効率的な暮らしにもつながってきます。

 

ぜひ間取りの打合せなどでは、本当に必要なスペースなのか?をしっかり検討してみてはいかがでしょうか。

次の機会には、他のコストダウンの方法についてもご紹介したいと思いますのでお楽しみに(^^♪


【おうちの買い方相談室はこんな方におすすめ】

  • 住宅会社をどうやって選んだらいいのか分からない‼️
  • 土地探しについて、探し方のコツなどを知りたい‼️
  • 展示場に行くと売り込まれそうで怖い‼️
  • 住宅ローンをいくらぐらいまで借りても良いのか知りたい‼️

などなど、初めての 家づくりで何から始めたら良いのか分からない方へ、
住宅会社や不動産会社出身のスタッフが、第三者の立場からアドバイスをさせて頂きます✨
福岡中央店での相談件数は年間で約300組以上、経験豊富なスタッフがご質問にお答えいたします😊

ご相談は予約ページ、もしくはお電話にてお気軽にご予約ください✨

 

【インスタグラムも配信中です】

こちらからぜひフォローよろしくお願いします😊

 

 

関連記事

カテゴリー