2022.10.16 Sun.
土地探しで考える「旗竿地」とは!?

「旗竿地」の特徴を知っておきましょう!
おうちの買い方相談室のブログでは「土地を探してお家を建てる方」に向けて、土地探しで知っておくと役に立つ知識などを少しでもご紹介できたらと思っています。
そこで今回取り上げるテーマですが、「旗竿地」について解説していきたいと思います(*^^)v
「旗竿地」についてですが、まず下のイラストをご覧いただけるとイメージがつきやすいかと思います。
名前の通りですが、土地を空から見るとちょうど旗のような形をしています。
比較的、都市部に多くみられる土地形状になりますが、元々は一つの大きな土地を分割した際に出来た土地であるケースが多いようです。
もし今後、どうしても住みたい希望のエリアに「旗竿地」が見つかった場合に備えて、メリットやデメリットを解説していきたいと思います(^^)/
旗竿地のメリットとはなにか!?
一般的な正方形や長方形の土地にはない、旗竿地ならではのメリットを挙げてみたいと思います。
(1)道路から離れたプライベートスペースを確保しやすい
道路沿いのお家の場合、交通量にもよりますが常に家の前を車や歩行者が通る形になります。
お家によってはリビングが道路から見えてしまうなど、お家の中でくつろげない環境もあります。
旗竿地の場合、道路からの距離が離れていますので、玄関やリビング、お庭など、プライベートスペースを確保しやすいのが大きなメリットです。
(2)土地の購入価格、固定資産税などが抑えられる
一般的な道路沿いのお家と比べると、土地の価格は安くなっている傾向が多いです。
また、旗竿地のプランニングを得意としない住宅会社もありますので、そもそも提案されていないという状況もあります。
固定資産税に関しては、敷地が道路に面している間口が広くないため、税金が少し抑えられる傾向があります。
旗竿地のデメリットとはなにか!?
次は旗竿地のデメリットについて、代表的なものを挙げていきたいと思います。
(1)日当たりや風通しなどのプランニングに注意する
旗竿地は道路から距離が離れていますが、その分周りを建物に囲まれるケースが多いです。
そこで注意するべきは日当たり、風通しの確保になります。
敷地周辺の東西南北どの位置に建物が建っているのか、周りの建物の配置を計算に入れておかないと日当たりや風通しが悪くなってしまいます。
間取りの決め方はもちろん、窓の大きさや配置にも気を配る必要があるため、設計士の力量が問われます。
(2)建築コストが割り増しになる可能性がある
土地価格や固定資産税などが抑えられるというメリットをご紹介させていただきましたが、代わりに建物を建てる工事費などで費用が増えてしまう可能性も考えられます。
旗竿地は通常の土地よりも「道路から敷地に入る間口」が広くないケースが多く、そのため大型の工事車両が出入りできない可能性があります。
その場合「小運搬」といって、材料を人力によって運ぶことが必要になってしまいます。
人件費はもちろんですが、運搬にかかる時間も費用もかかりますので、その分が建築コストの割り増しとなります。
どんな土地にもそれを活かす工夫があります!
いかがでしたでしょうか?今回は旗竿地について解説をさせていただきました。
土地は一つとして同じものがなく、どんな土地にもメリットもあればデメリットも存在します。
ですが、土地は家を建てるためのものですので、プランニング次第でその土地の良さを充分に引き出すことが可能です。
もしご希望のエリア、ご予算で土地が見つかった時、今回ご紹介した旗竿地のような土地であれば、ぜひ私たちおうちの買い方相談室にご相談ください(*^^)v
土地の選び方はもちろん、そこでご提案できる建物のプランニングについてもご相談に乗らせていただきたいと思います!
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