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2022.10.22 Sat.

土地購入に必要な「〇〇の費用」とは!?

土地探し

土地の金額以外にも費用がかかる!?

今回のブログではこれから土地を探す方に向けて、知っておいて頂けるとお役に立つ情報をお届けしたいと思います。

もし今後土地を購入しようとする際に、やはり一番に気になるのは「総額でいくらかかるのだろうか?」という費用の面だと思います。

インターネットなどで土地探しをしていると「土地価格〇〇〇〇万円」と書かれていますが、その価格はあくまでも「土地そのものの価格」になります。

当然、他にも様々な費用が必要になってきますので、最終的な支払額は土地価格だけではありません。

それでは他にどのような費用が必要になるのか、解説していきたいと思います(*^^)v


土地購入にかかる費用には、どんなものがあるの?

土地によって様々な費用がかかりますが、まずは代表的なものを挙げていきたいと思います。

 

(1)不動産会社に支払う「仲介手数料」

土地購入の仲介に入る不動産会社は、報酬として「仲介手数料」をお客様から頂きます。

土地の契約が成立した場合に支払う成功報酬となり、その金額は宅地建物取引業法によって上限が定められています。

土地価格によって仲介手数料は変わります、例えば下記のような計算式となります。

 

土地価格✕3%)+6万円+消費税 ※400万円を超える取引の場合

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

もし1500万円の土地価格であれば、下記のような計算になります。

1500万円✕3%)+6万円+消費税 = 561,000円(消費税込)


(2)住宅ローン利用の際に「銀行に支払う手数料」

もし土地購入で住宅ローンを利用するのであれば、銀行に支払う手数料も計算しておく必要があります。

借り入れする銀行や金利プランなどによって、手数料も様々です。

例えば福岡銀行を例に挙げてみたいと思います。

 

<福岡銀行/変動金利型/融資手数料型>

1500万円の土地代金を借り入れする場合

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

1500万円✕2.2%+55,000円 = 385,000円(消費税込)


(3)司法書士に支払う「登記手数料」

購入した土地を自分の名義に変更する場合、司法書士に依頼するのが一般的です。

その際に「①所有権移転登記」といって、土地の所有権を自分にする必要があります。

また、住宅ローンを利用する際は購入した土地を担保に入れる「②抵当権設定登記」も司法書士に依頼します。

 

①②については購入した土地だけでなく、建物に対しても行う必要があります。

土地価格や建物価格、借り入れする住宅ローンの金額にもよりますが、数十万円の費用を考えておく必要があります。


土地の購入には税金もかかるの!?

土地の購入には、支払う税金も定められています。代表的なものを挙げていきたいと思います。

 

(4)印紙税

土地を契約する際の「売買契約書」や、住宅ローンを借りる際に金融機関と交わす「金銭消費貸借契約書」は課税対象の文書となりますので、書類に収入印紙を貼りつけることで納税したことになります。

いくらの収入印紙を購入するかは「土地価格」「住宅ローンの借り入れ金額」によって定められています。

 

ちなみに「土地価格1500万円の売買契約書」の場合、20,000円の収入印紙が必要です。

ただし、令和6年3月31日までは軽減税率が適用されるため、10,000円の収入印紙で対応できます。


(5)登録免許税

先ほどの(3)にてご紹介した、司法書士による「①所有権移転登記」と「②抵当権設定登記」の際に必要な税金となります。

土地を取得して自分の名義にする時土地を担保にして住宅ローンを借り入れする時、収める税金になります。

通常は司法書士に①②を依頼した際に、司法書士への手数料と合わせて納めるケースがほとんどです。


(6)固定資産税/都市計画税

自宅を所有されている方は分かると思いますが、毎年春になるとお住まいの市区町村から「固定資産税」や「都市計画税」の納付書が届くと思います。

土地の所有者がその年の1年間分の税金を納めるわけですが、土地の所有者が途中で変わる場合はその年の残り日数分の税金を精算するケースが多いです。

例えば1年のうち残り4か月経過したタイミングで所有者が変わるのであれば、次の所有者があと残り8か月分の税金を精算するといった計算になります。


土地によっては必要になる追加費用とは!?

土地を購入する際に必要となる(1)から(6)までの費用についてご説明してきましたが、実はまだ必要になる可能性がある費用があります。

建物を建てるために購入する土地には、何かしら手を加えないと建物が建てられない土地があります。

 

いくつか事例を挙げてみたいと思います。

  • 土地に水道管が来ていないため「上下水道の引込工事」が必要な土地だった
  • 地盤が緩いため「地盤補強工事」をしないと建物が建てられない土地だった
  • 敷地に古い建物が建っている土地を購入したため、建物の「解体工事」が必要だった
  • 高台にある土地だが、土地を支えている「ブロックや擁壁(ようへき)が古いため新しく作り変える工事が必要だった

などなど、土地を購入する際にはこれらの費用も見越しておかないと、予算オーバーになってしまうため注意が必要です。

特に「擁壁工事」はかなりの費用が必要になるケースも多いため、事前の調査が必須となります(➡詳しくは擁壁について解説した過去ブログをぜひご覧ください!)。


土地価格だけでなく、総額を把握しましょう

土地の購入には様々な費用が必要となるため、土地そのものの価格だけで判断するのではなく、最終的に必要な総額を知ることが大切だと感じていただけたでしょうか?

そして、全体の費用を知ることももちろん大切ですが、土地を購入する目的は建物を建てて、そこで生活することです。

費用だけでなく、思い通りの建物を建てられる土地であるのかを、しっかりと判断していただけたらと思います(*^^)v

おうちの買い方相談室では土地についてのご相談もお待ちしています、ぜひ下記もお読みください!

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

【土地探しのご相談をお待ちしています!】

  • 土地探しで「なにから始めたらよいのか」分からない
  • 土地はもちろん、建物も含めて予算に不安がある
  • 購入した土地で失敗したくない

などなど、初めての 土地探しで不安を抱えているなら、ぜひ土地探し相談を受けられてください。

 

土地探しを始める上での準備について、アドバイスをさせていただきます。

土地の予算はもちろん、ご希望のエリアや条件についても一緒に見つけていきたいと思います。

 

土地情報の提供」や「土地の敷地調査」もお手伝いしています、ぜひ不安のない土地探しを進めていきましょう(*^^)v

ご相談は予約ページ、もしくはお電話にてお気軽にご予約ください。

 

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