2022.08.20 Sat.
住宅購入時の火災保険の加入は必須!?加入する際のポイントは!?

そもそも火災保険とはどんな保険…?
火災保険とは、名前から想像できる通り、火災をはじめとする災害が起こった際の損害を補償する保険です!
建物そのものや家財道具、敷地内にあるカーポート等に対して保険をかけます。
自分で自分の身を守る保険のようですが、実は他人から受けた損害に対しても自分を守る保険となっています!
日本には、失火責任法という法律があります。
(失火責任法は、他人からのもらい火によって自分の住宅が焼けても、出火元に重大な過失がない限り損害賠償ができないという内容が定められた法律です。)
それによって、他人からのもらい火で自宅が焼けてしまっても、原則として他人に損害賠償を請求できないことになっています(ToT)
他人から受けた損害から自分の身を守るためにも火災保険は必要な保険なのです!!
住宅購入時の火災保険加入はなぜ必須なのか?
多くの方が加入しているイメージがあるかと思いますが、住宅を購入したら必ず火災保険に加入しなければならないのでしょうか…?
法律上の義務ではありませんが、住宅購入時に住宅ローンを利用するならば、火災保険の加入は必須となっているケースが一般的!!
住宅ローンを提供する金融機関が、火災保険の加入を融資を行う際の条件としていることが多いからです。
その理由は…
ローンの返済期間中に火災や自然災害等で住宅を失うことがあった場合に、ローンの返済が滞ってしまうことがないようにするためです。
もし住宅を失ってしまうような被害に遭うと、再建したり新たに住む場所を確保したりと、かなりの費用がかかってきます。
損害を受けた際でも、保険金の支払いを受けられるようにしてローンの返済を継続できるように条件にしているのです。
加入する際のポイントは!?
➀いつまでに加入しなければならない?
住宅を購入した場合、火災保険の始期日は住宅の引き渡し日とするのが基本です。
引き渡し日を過ぎ、そこでの生活を始めているのに補償が開始してないと万が一被害に遭っても補償されないので注意が必要です。
いろいろな保険会社の見積りをみて比較したいと思うのであれば、早めに準備を開始するのがよいですね!
➁補償内容の決め方
購入した住宅に生じうるリスクを洗い出し、カバーできる補償や特約を選択しましょう!
住宅のある地域や土地の形状によって、火災だけでなく風災や水災のリスクが高いこともありますよね。
ハザードマップを参考に確認し、洪水や土砂災害の可能性がある場合は水災の補償も付けておく必要があります。
また地震や噴火、地震が原因の火災や津波等の被害に備えるには地震保険の加入が必要です!
ニュースでも取り上げられているので、もうご存知の方が多いかもしれませんが2022年10月に火災保険の改定が実施されます。
保険料が上がってしまう?長期契約ができなくなる?など改定のポイントもまた後日更新していきます♪
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