2022.10.24 Mon.
住宅ローンの「連帯保証人」が必要なケースとは!?

連帯保証人の役割とは!?
住宅ローンを借りる際は、「誰の名義で借り入れをするのか?」ということも大事なポイントなります。
特に最近の傾向としては、ご主人様の収入だけでなく、奥様の収入も合算して住宅ローンを組まれるご家庭が増えてきているように思います。
例えば「ご主人様のご年収500万円」だとして、「奥様のご年収250万円」を合算することで、合計750万円のご年収になります。
こうすることで借り入れ金額を増やすことができたり、ご主人様だけでなく奥様にも節税効果があるなど、目的によっては大きなメリットが出てきます。
こういったケースではご主人様と奥様がお互いの「連帯保証人」になるケースが多いです。
「連帯保証人」の役割とは簡単に言うと、住宅ローンを借りた人が返済できなくなった場合、代わりに返済しなければいけない立場となります。
この辺りの仕組みを知っておくことで、住宅ローンを借りる方向性も正確に検討することができると思います(*^^)v
また、「連帯保証人」を必要とするケースは他にもありますので、ご紹介していきたいと思います。
連帯保証人が必要なケースとは!?
一般的には「連帯保証人」がなくても住宅ローンの借り入れができます。
ですが、以下のようなケースでは金融機関から「連帯保証人」を求められますので知っておくと良いかと思います。
(1)「ご夫婦の収入を合算」して住宅を購入する場合
先ほどもご紹介しましたが、「ご主人様のご年収500万円」に「奥様のご年収250万円」を合算することで、借り入れ金額を増やすなどのメリットが出てきます。
『住宅ローンの名義がご主人様のみ』といったケースでは、奥様の収入を合算はしますが、奥様はローンの名義人とはなりません。
また、奥様はご主人様の「連帯保証人」となる必要があります。
(2)「ご夫婦の収入を合算」して「ご夫婦の共有名義」で住宅を購入する場合
「ご主人様のご年収500万円」に「奥様のご年収250万円」を合算すること自体は変わりませんが、ご主人様も奥様もそれぞれ住宅ローンの名義人となって借り入れする「ペアローン」という形になります。
この場合、奥様はご主人様の連帯保証人となり、ご主人様は奥様の連帯保証人となります。
ペアローンは同居の親族が対象となり、ご夫婦の場合もあれば、親子のペアローンもあります。
(3)親の名義の土地に、子供が建物を建てる場合
親の名義の土地に子供がローンを組んで家を建てるケースでは、土地の名義人となる親が連帯保証人となります。
話は変わりますが、このケースでは親御様が将来亡くなられた後のことも検討する必要があります。
もし土地が相続の対象になる場合、相続でトラブルが起こる事のないようにしておく必要があります。
連帯保証人が必要ないケースとは!?
次に、連帯保証人が不要なケースもご紹介しておきたいと思います。
- 単独名義で住宅ローンを借りられる場合(ご主人様の単独名義など)
- 金融機関の審査に問題がない場合
年収に見合った借り入れ金額であったり、車のローンなどが負担になっていないなど、金融機関の審査に問題がなければ連帯保証人は不要になります。
ただし、金融機関が指定した保証会社の保証を得ることが必要なケースも多く、その際は保証会社に事務手数料などを支払うことになります。
無理のない返済計画を立てましょう!
今回のブログでは、住宅ローンを借り入れする条件の一つ、「連帯保証人」について解説をさせていただきました。
万が一ですが、返済が滞ってしまう場合は連帯保証人に迷惑をかけてしまうことになります。
そういったことにならないために、無理のない返済が可能な「適正予算」の中で住宅購入を進めていただければと思います。
適正予算の決め方、頭金、住宅ローンをどうやって決めるのかについては、私たちおうちの買い方相談室のスタッフに、ぜひお気軽にご相談ください。
一生に一度の大切な住宅購入について、ぜひお役に立ちたいと考えております。
皆様のご相談、ご来店をお待ちしております!(^^)!
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【住宅ローンアドバイスを行っています】
- 住宅ローンをどうやって選んだらよいのか分からない
- 頭金のこと、金利の選び方などを詳しく知りたい
- 効率的な住宅ローンの返済方法を知りたい
などなど、初めての住宅ローンで不安を抱えているなら、ぜひ住宅ローンアドバイスを受けられてください(^^♪
住宅ローンの選び方や返済計画などについて、アドバイスをさせていただきます。
住宅ローンをしっかりと選ぶことで、土地選びはもちろん住宅会社選びもスムーズなものになります。
ぜひ予算に不安のない家づくりを進めていきましょう(*^^)v
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