2022.10.07 Fri.
住宅ローンの「金利の上昇」が始まる!?

今後の金利はどうなるのか?
ここ最近のニュースを見ていますと、円安はもちろん、物価が上昇して値上がりする話がたくさん聞こえてきますね。
アメリカやヨーロッパの金利の上昇に合わせて、ここ数年ずっと低金利が続いてきた日本の住宅ローンも「いよいよ金利が上がり始めるのではないか?」という噂も聞こえてきました。
少し遡りますが、住宅金融支援機構の「住宅ローン利用者調査(2022年4月調査)」の調査結果を見てみると、ここ最近はいわゆる「変動金利」を選ぶ方が多いようです。
住宅ローンの金利タイプは、大まかに分けると下記の3種類で分別できます。
- 変動金利型/金利が変動していきます
- 固定金利 期間選択型/一定の期間は固定された金利ですが、それ以降は変動金利になります
- 固定金利 全期間型/返済終了までずっと同じ金利が続きます
調査の結果を見てみると「変動金利型」を選択した利用者は73.9%と一番多いですね、やはり借入時の金利の低さを重視する方が多いように感じます。
続いて「固定金利 期間選択型」は17.3%、「固定金利 全期間型」は8.9%となっています。
ここ最近は「変動金利型」を選ぶ方が多いため、やはり金利上昇のニュースも話題になりやすいようです。
もし金利が上がり始めたらどうするの!?
現在すでに「変動金利型」で住宅ローンを借りていらっしゃる方の場合、やはり「金利が上がったらどうすれば良いの!?」という疑問が出てくるかと思います。
すでに返済が始まっている方の場合ですと、以下のような対応が考えられますが、いかがでしょうか?
(1)固定金利への借り換えを検討する ➡借り換えについての解説記事はこちら
一般的にはですが、「変動金利が上がるよりも先に固定金利が上昇する」ケースが多いため、借り換えを検討した時点ですでに固定金利も上がっていることも可能性としては考えられます。
また、借り換えには事務手数料もかかりますので、単純に金利だけを見て借り換えを判断しないように注意してください。
(2)繰上げ返済をする
手元に資金があることが前提ではありますが、仮に金利が上がり続けるようであれば、「繰上げ返済」をすることで金利上昇による利息を減らすことができます。
ただし、手元の資金をすべて入れてしまう訳にはいきませんし、金利が上昇してから急いで準備するのも現実的ではありません。
「変動金利型」で住宅ローンを借りる場合は、リスク回避のために繰上げ返済資金を準備しておくことをふまえて、借り入れを検討していただきたいと思います。
(1)(2)を読んでいただけると分かるかと思いますが、金利が上昇してから対策を検討しても間に合いません。
「変動金利型」や「固定金利 期間選択型」、いわゆる金利が変動するタイプの住宅ローンを借りる場合、金利が上がったときにリスク回避できるような返済プランを考えておく必要があります。
金利は上がるものと考えておきましょう
住宅ローンの返済は長期間に渡りますし、今後の金利については予測が難しいものです。
であるならば「金利は上がるもの」と考えて、それに向けて準備しておくことでリスクを避けることができます(*^^)v
また、金利タイプの選択はもちろんですが、借り入れする金額、返済していく期間などもしっかり検討していく必要があります。
単純な金利の安さだけでなく、長期間の返済を見据えた住宅ローンを選んでいきましょう。
住宅ローンをどうやって決めるのかについては、私たちおうちの買い方相談室のスタッフに、ぜひお気軽にご相談ください(*^^)v
(➡ファイナンシャルプランナーの役割について解説した過去記事はこちらです!)
一生に一度の大切な住宅購入、住宅ローンの選び方について、ぜひお役に立ちたいと考えております。
皆様のご相談、ご来店をお待ちしております!(^^)!
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【住宅ローンアドバイスを行っています】
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(2)頭金のこと、金利の選び方などを詳しく知りたい
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などなど、初めての住宅ローンで不安を抱えているなら、ぜひ住宅ローンアドバイスを受けられてください(^^♪
住宅ローンの選び方や返済計画などについて、アドバイスをさせていただきます。
住宅ローンをしっかりと選ぶことで、土地選びはもちろん住宅会社選びもスムーズなものになります。
ぜひ予算に不安のない家づくりを進めていきましょう(*^^)v
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