2022.08.28 Sun.
注文住宅で考える「地震に強い建物」とは!?

年々増え続けている地震への対策とは?
近年、国内では頻繁に地震のニュースが流れています。
最近では震度5などと聞いてもそんなに驚かなくなっている方は多いのではないでしょうか、大きな地震のニュースにも慣れてしまったかもしれないですね(>_<)
そんな地震の多い日本での家づくりを考える上で、特に外せないポイントとして「耐震性能」が挙げられます。
そこに住む人の安心、安全を考えると、ある程度予算をかけても考えなければならない事ではないでしょうか。
ちなみに「耐震」という言葉をよく聞きますが、実は地震への対策は「耐震」だけではないって、ご存じでしょうか?
実は「耐震」だけでなく、「制震」と「免震」という対策もあるんですね。
そこで今回は「耐震・制震・免震」について、取り上げてみたいと思います(^^)/
耐震・制震・免震の特徴とは!?
地震対策を大きく3つに分けると「耐震・制震・免震」になりますが、それぞれについて取り上げてみたいと思います。
(1)耐震/地震に耐える構造
壁や柱などに強度の高い素材を使用したり、壁や柱の量を増やしたりすることによって、大きな地震にも耐えられる構造にすることです。
例えば窓をたくさん付ければ付けるほど、その分、壁や柱の面積が少なくなってしまいます。
「建物が地震にどのぐらいまで耐えれるのか?」の強さを表すのが「耐震」になります。
(2)制震/地震の揺れを制御する
先ほどの「耐震」は、建物の構造を強くすることで揺れに耐えるのが目的でした。
ですが、「制震」は地震の揺れを吸収したり、力を逃がすなどして、建物に伝わる揺れそのものを小さくするのが目的になります。
制震装置はゴムを使うものや、油圧式のものであったり、各メーカーが様々な装置を開発しています。
(3)免震/地震の揺れが伝わらないようにする
最後に「免震」ですが、地震の揺れに耐えたり、地震の揺れを小さくするのではなく、揺れそのものが建物に伝わらないようにする仕組みのことです。
建物と地面の間に免震のための装置を付け、地震が来ても揺れが建物に伝わらないようにする仕組みになっています。
効果は非常にありますが、免震装置はとても高額なため、採用するのに数百万円にもなってしまうケースも多いです。
一般的な戸建てでは採用されているケースは少なく、ビルなどでの採用が多いです。
地震にどうやって備えるか!?
今回は3つの地震対策についてご紹介させて頂きました。
ハウスメーカーや工務店、様々な住宅会社がある中で、地震への対策も数多く出てきています。
地震対策については、構造などに対してもある程度の知識がないと理解しにくい内容ですので、「地震に強い建物を建てているのは、どっちの住宅会社ですか?」などといったご質問もたくさん頂きます。
福岡中央店には、住宅会社出身で建築現場を担当していた詳しいスタッフがおりますので、住宅会社選びに迷われたり、悩んだときは、ぜひお気軽にご相談くださいね(^^)
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