2022.07.25 Mon.
どこからどこまでが「注文住宅の予算」になるの!?

注文住宅で考えるべき予算の範囲とは?
先日ご相談に来られたお客様のお話になります。
ある住宅会社さんから契約について決断を求められているそうで、アドバイスが欲しいとのご相談でした(^^
その前にご説明したいことが1点、家づくりには「資金計画書」というものがあります。
建物価格や土地価格以外にも、家づくりにはたくさんの項目の費用が必要です。
いくつか例を挙げてみます。
★ 外構工事(庭や駐車場を作る工事)
★ 地盤補強工事(地盤の弱い箇所を強くする工事)
★ 水道引込工事(道路の下にある水道の本管を敷地の中に引き込んでくる工事)
★ 火災保険
★ 住宅ローン諸費用(銀行に支払う手数料など)
★ 登記費用(土地と建物の所有権を設定する等)
★ 仲介手数料(土地を購入あする際に仲介する不動産会社への支払い)
などなど、たくさんの項目が存在します。
住宅会社だけでなく、不動産会社、銀行、保険会社、司法書士など、支払い先も数多くあります。
これらの予算をバラバラに把握していると、一体家づくりに総額でいくらかかるのか見えなくなってしまいます(-_-;)
そうならないために、家づくりに関わる予算を全てまとめたものが「資金計画書」になります。
〇〇〇が資金計画書に入ってない!?
ところが、ご相談に来られたお客様の資金計画書を拝見したところ、入っていない予算がたくさんあったんですね(´゚д゚`)
「住宅ローン諸費用」「火災保険料」「地盤補強工事」などが入ってないのです。。
このお客様の場合で言いますと、ざっと計算しただけでも約300万円ほどの予算が入っていない資金計画書でした。
おそらく、総額を安く見せることが目的の資金計画書ではないかと想像します。
なぜなら、上記のような費用が発生するのは住宅会社なら必ず分かっているからです。
しかも、土地の契約も迫られているとのことで、不安になってご相談に来られたそうです(-_-;)
もしこのまま土地を購入していた場合、間違いなく予算が増えていたはずです。
仮に家づくりを一旦キャンセルしたいとしても、土地の契約後のキャンセルはとても高いキャンセル料が発生してしまいます。。
注文住宅は建物や土地を自由に設計して、自分だけの一生の住まいを作ることができる素晴らしいものです。
ですが、家づくりには必要な予算が数多くあり、その予算も変動しやすいものになります。
お客様が後で困らないように、資金計画書には漏れがないように充分な予算を入れておくべきです。
もし家づくりを進めていく中で資金計画書を作成してもらうときは、予算に漏れが無いかをしっかりと確認してくださいね(*^^)v
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